9月のメッセージ
- s-san-iku
- 9月9日
- 読了時間: 2分
「楽しく食べる子どもに」
2004年の厚労省から保育所における食育に関する指針です。指針には「食べることは、生きることの源であり、心と体の発達に密接に関係している。乳幼児期から、 発達段階に応じて豊かな食の体験を積み重ねていくことにより、生涯にわたって健康でいきいきとした生活を送る基礎となる「食を営む力」を培うことが重要である。」とあります。
食を営む力は、「生きる力」に繋がります。大事なことだからこそ「好き嫌いなく何でも食べられるようにしてあげたい」と思うのが親心ですね。子どもの頃は食べる量や嗜好(好き嫌い)に個人差が大きく出ることがあります。ちなみに私の嫌いな野菜は、ナス、ピーマン、ニンジンでした。実家では一年中、野菜を作っていたにもかかわらず、夏になると自分が嫌いなナスやピーマンが山のように採れて、毎日のように食卓に並ぶのが本当に嫌だったことを覚えています。今では大好きな野菜です。大事なことは好き嫌いを無くすことよりも“食べることは楽しい”という体験をたくさんすることだと思います。
保育園でも、クラスの掲示や園だより、動画などで、給食や食育の様子をお伝えしています。それぞれに性格や個性がありますが、保育園ならではの子どもたち同士や保育者との関係の中で、体験を重ねて「食を営む力」が育っています。
是非、お家でも食事の時の関わり方など、食べることが楽しくなる工夫をしてみてください。その時の様子など、たくさん教えてくださいね。園長