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8月えんだより

s-san-iku
8月17日
読了時間: 2分

「夏を偲ぶ」

夏といえば、皆さんは何を思い浮かべますか。青い空、白い雲、セミの声、夏休み、海、山、プール、スイカ、かき氷、花火、高校野球、終戦の日、そして宿題...。

私の子どもの頃の思い出はお盆です。毎年、お盆になると父方の本家に親せきが集まり、普段は遠くに住んでいる従妹たちに会うのが楽しみでした。今では珍しくなりましたが、父が9人兄弟で、私は25人いる従妹の一番下だったので、皆から“ばっちこ”(福島の方言で末っ子)と言われ、いろんな意味で可愛がってもらいました。昼間は近くの川で遊び、昔ながらの藁ぶき屋根の家の縁側でスイカを食べ、15日の終戦の日の正午には村内放送からサイレンが聞こえ、良く意味も分からないままま黙とうしていまいした。夜になると大人たちは宴会で盛り上がり、子どもたちは花火に肝だめし、トランプやボードゲームをして過ごしました。お風呂は薪で沸かした五右衛門風呂に入り、ふすまを取り払った広い畳の部屋で雑魚寝をでした。次の日は早く起きてカブトムシを取りに行き、朝ご飯を食べてから、ご先祖様のお墓まで、田んぼの畦道をぞろぞろと歩いてお墓参りに。お参りが済むと、遠いところから来ている親戚は帰り支度を始め、近くの住んでいた私はいつも見送る側でした。見送りが終わるころにはヒグラシが鳴き始め、子どもながらに「夏が終わった」ような、寂しい気持ちになったのを覚えています。今では、すっかり世代も変わり、集まる事も無くなってしまいましたが、この季節になると懐かしいあの頃に想いを馳せます。

皆さんにも、夏ならではの思い出があると思います。楽しかった思い出は明日を生きる力になります。この夏、子どもたちが大きく成長した姿を見ることができることを楽しみにしています。園長

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