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5月のメッセージ

  • s-san-iku
  • 4月25日
  • 読了時間: 1分

「自然から学ぶ」

 保育園の周りにはあえて草を刈らない場所“虫さん王国”があります。あたたかくなって草が伸び、お花が咲き始めるころになると、てんとう虫やバッタ、蝶々、時にはトカゲなども現れます。また、春から秋にかけて子どもたちと一緒に季節の野菜を育て、収穫したてをクッキングして食べます。今は2月に植えたジャガイモが青々とはっぱを茂らせています。お迎えの際などに散策して、畑の様子などを観察してみてください。

虫の飼育や野菜栽培などの体験から、命あるものを育てる喜びや難しさを学び、命の大切さを知ることに繋がります。また実際に見て、聞いて、触って、匂って、味わうことは感受性や想像力を豊かにして心も成長します。

昨今、世の中はどんどん便利になり生活環境も変わってきましたが、そもそも人間も、自然の中で他の生き物と共存している事を忘れてはいけません。子どもたちにとって、自然と触れ合う事は私たちが住んでいる地球の生態系を知る機会にもなり、SDGsにつながる第一歩かもしれませんね。

子どものときには夢中になって、虫や植物に触れていたのが成長するにつれて、いろいろと苦手になる事もありますが、子どもたちが好奇心旺盛なうちに、自然から学べる体験がたくさんできるといいですね。                     園長

 

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