10月えんだより
「赤い羽根」
この季節に目にする赤い羽根といえば、共同募金です。今年で共同募金運動が始まって80年だそうです。80年前といえば、戦後の混乱期において戦争で大切な家族や住む場所も失い、その日の生活もままならない人たちがたくさんいた事は、戦争未経験の私たちでも知るところです。今でこそ、様々な福祉事業がありそれぞれに公的な補助を受けながら、持続的に事業を行うシステムが出来ていますが、当時、全国12万人以上の戦災孤児の支援をしていたのは、慈善や博愛からなる個人や団体によるものでした。共同募金はこれらの児童養護施設等の資金援助のために活動が始まりました。(あかいはね共同募金VOL.37より抜粋引用)
近年では、コロナ禍で経済的な支援が必要な方への食支援や特例貸付、子ども食堂の運営支援やそのほか様々な地域活動にも共同募金が使われています。そして何より、集まった募金は主にその地域に還元されている事をご存じでしょうか。皆さんの近くにも子育て支援や高齢者や認知症等の支援団体や当事者団体が運営するサロンなど、相談できる場所があると思います。実際に困りごとが無いと気付かないかもしれませんが、いざというときには本当にありがたい存在です。直接的に活動に参加するには、ハードルがあるかもしれませんが、気持ちがあって誰にでもできる一つの方法として募金があります。
子どもから高齢者まで、住み慣れた地域で安心して生活していくには「助け合い・支え合い」の精神で、見えない誰かに支えられ、誰かを支えています。以前、コロナ禍の街頭募金活動で、「呼びかけ」が感染に繋がると言ってできなかった時に、瀬谷区の社会福祉協議会から録音した子どもたちの声を使わせてほしいと要請があり、保育園の子どもでも社会貢献できることを学びました。私たちの行動が今日の誰かの支えになっています。
保育園にも募金箱を設置しています。地域の福祉活動の為に、皆さまのご協力をお願いします。園長
