6月のメッセージ
- s-san-iku
- 6月5日
- 読了時間: 2分
「ギフト」
昨年結婚した娘が時々家に寄ってくれるのですが、先日帰りがけに家にある物を何か持たせてあげようとする私をみて、「田舎のおばあちゃんみたい」と言われました。私も実家に帰省するたびに、あれやこれやと母が持たせてくれたこと。季節ごとに田舎の野菜を送ってくれたこと。そしてその荷物にはいつも手紙が一緒に入っていて、「ちゃんと食べているか」と「身体に気を付けなさい」と書かれていたことを思い出しました。親の心子知らずといいますが、今になって「これが親心か。」としみじみ実感しています。
相手に思い事を伝えることは難しいですね。伝えたいことがちゃんと伝わっているかは相手のとらえ方次第でもあり、どう伝わっっているかによっては、伝えたい事と違うことになって歯がゆい思いをすることもあります。特に子育て中によく聞かれる言葉は「いうことを聞いてくれない」ですね。「何度も言ったのに・この前も言ったでしょ」は、こちら側の思いです。「正論や正解を伝える」のも大切かもしれませんが、相手がどう思っているのか、うまく伝わらないなら、何か他の方法があるのでは?と考えてみてください。思いが伝わるなにかきっかけやヒントが見つかるかもしれません。
思いを伝えるには言葉は重要です。「言葉はギフト」。言葉が想いを繋ぐ素敵な贈り物になるように、大切に使いたいですね。 園長